2009年12月28日月曜日

MP-XP7310のSSD換装

最近、MP-XP7310の"もっさり感"が強くなってきた。
ネット閲覧でブラウザの立ち上がりやページの切り替わりなどが一層もたつくようになった。

WinXPとWin7RC版のデュアルブート環境の下、7はスペック的な問題もあるので理解はできるのだが、XPはチューニングを加えたり定期的にメンテ(クリーンアップやデフラグとか)をしているにも関わらず、もたつきが目立つ。
流石にちょっとストレスを感じるようになってきたので、思い切ってSSDへ換装しスピードアップを図ることに。

ネット閲覧での利用が主なので、さほど容量を必要としない(32GBで十分)&懐事情により、CFD販売のCSSD-PM32NJをチョイス(近所のPCDEPOTで8970円で購入)。


換装前に、まずはデータのバックアップ。
もとのHDD(Samsung HM160HC)から容量が大きくダウンするため、移行するデータを取捨選択しなければならないのだが、これといって大事なデータやアプリが入っていたわけでもなかったため、結果的にはXPのリカバリ領域だけバックアップを取り、換装後リカバリを行う方法を採用。

SSDを外付で繋げAcronis True Imageを使ってHDDのリカバリ領域をバックアップした後、SSDへの換装・リカバリを実施。
ちなみにこのSSD、外付でそのまま繋げたら認識されず(´・ω・`)。ジャンパピンを外して(マスター⇒スレーブ)繋げたら、認識されるようになりました。。。

       - SSDに換装 -
で、その効果はいかほどのものか
しばらく使ってみた所でベンチマークをとってみた。

------CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo --------------
【換装前(Samsung HM160HC)】 ※換装当時のスコア再掲
Sequential Read: 65.752 MB/s
Sequential Write: 66.439 MB/s
Random Read 512KB: 32.448 MB/s
Random Write 512KB: 43.179 MB/s
Random Read 4KB: 0.521 MB/s
Random Write 4KB: 1.013 MB/s

Test Size : 100 MB

【換装後(CSSD-PM32NJ)】 ※CSSDの高速化ユーティリティ適用後
Sequential Read: 81.436 MB/s
Sequential Write: 49.648 MB/s
Random Read 512KB: 78.434 MB/s
Random Write 512KB: 44.467 MB/s
Random Read 4KB: 12.106 MB/s
Random Write 4KB: 4.955 MB/s

Test Size : 100 MB


Sequential Write以外のスコアは殆ど上昇。特に、Random系のスコアの伸張が目立つ。
ちなみに高速化ユーティリティを使用しなかった場合は、Random Read 4KBが約15MB/s、Random Write 4KBが約1MB/sだったので、この辺にメモリキャッシュの効果が表れている模様(Write上昇はRead低下とのトレードオフ!?)

続いてXPの起動速度をMicrosoft bootvisを使って測定。
結論からいうと、劇的に向上!
換装前は84秒かかっていたのが、41秒まで短縮。Randomが早いとここまで縮まるのかぁ、という感じ。


    【換装前】 ※以前のスコアを再掲

    【換装後】
総じて、数値的にも体感的にも明らかにスピードが向上。
とてもキビキビ動くようになり、大満足!(≧∇≦)

・・・ただ時々、短時間固まること(いわゆるプチフリ)があるので、それはちょっと気になるポイント。ネット閲覧が主なので、まあ我慢できるレベルだが、仕事では使いたくないなぁというのが正直な感想。
(コスト相応ということなのかな!?)


HDDをSamsung HM160HCに換装した際、暫くはこのままイケると思っていたけど、気づいたら約半年でもう換装… 次変えたくなるのはいつだろうか。。。



2009年11月21日土曜日

NEC VALUESTAR TX (PC-VG32SSZEL)を修理してみる②

どうにか通電するようにはなったものの、BIOSが立ち上がらない(TT)。
「修復は無理かなぁ」とちょっと心が折れかけていたが、今一度どこに問題があるのか考えてみることにする。

故障の疑いがあるのは、マザー以外ではCPUとメモリ。ならば・・・ということで、CPUとメモリを別PC(メインで使用しているAopen EZ965 S1)に載せ換えてみる。

…両方とも至ってフツーに認識され、1時間ほどKnoppixを立ち上げさせて動かしてみたものの、特に問題なし。どうやらCPUとメモリはシロっぽい。
クロはやっぱりマザーということで、振り出しに戻るorz

あきらめきれない一心で、冷静にもう一度考えてみる。

BIOSが起動するには【マザーに通電⇒CPUに通電⇒CPUが動く⇒BIOS起動】みたいなプロセスを経るハズ・・・。一応通電はする、CPUは問題なし、と思い巡った所で異常のある箇所があったことに気づく。

・・・CPUソケット ; ̄ロ ̄)!!

あまり気にしていなかったのだが、LGA775のソケットピンがいくつか曲がっていたことを思い出す(もともと曲がっていたのか、分解した際に何かの拍子で曲げちゃったのかよくわからないが…多分後者!?)

この曲がっているピンが影響しているのではと考え、Pen4(LGA775)のデータシートなるもので、曲がっている(というか折りたたまれちゃっている)ピンがどのような役割を果たしているのか調べてみる。

曲がっているピンは3ヶ所。Land assignmentは「VCC」「VSS」「A26#」。
VCCとVSS の役割は「Power/Other」とあり、どうやら電源供給ピンの模様。ググってみると、これらは数本折れていても動く、といったような記述を見つけたので、あまり問題ではなさそう(本当か?)。
残りのA26#は「Source Synch Input/Output」とある。名前的になんかヤバそうな雰囲気。ググってみてもいまいちよく分からなかったが(Source synchronousって?^^;)、とにかくデータのやりとりをしているピンと見受けた。

BIOSが立ち上がらない原因は 、(σ ̄_ ̄)σ 「A26#」のピン曲がり! 
と決め付け、早速修復作業。


ルーペ片手に安全ピンで、曲がっているピンを直す。
ピンは簡単に折れるようなので、まずは折ってもダメージが少ないであろう(本当か?)VCC・VSSピンからトライ。
安全ピンですこしずつ倒れたピンを押し上げていく・・・ 

(゚ロ゚;)アッ

VCCのピンを折る。
VCCピン死亡 ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン


気を取り直して、VSSピンの修復にとりかかる。

(゚ロ゚;)アッ

VSSのピンを折る。
VSSピン死亡 ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン


マジで難しい。
残るは、絶対に折ることが許されないA26#ピンのみ。超細心の注意を払って少しずつ少しずーつピンを起こしていく・・・

ε=( ̄。 ̄;)フゥ

こちらはなんとか無事終了。危ない危ない・・・

                【CPUのピン曲がり箇所と結果】


再度、CPUをセットし最小構成で組み上げ、祈りながら電源ボタンをポチる。


BIOS起動!! O(≧∇≦)O イエイ!!

読みが当たったことと、通常ならマザーボード交換で5万ぐらいかかる所を80円で済ませられたことに感動!!

もともとのHDDは持ち主であった先輩に返してしまったので、代わりにKnoppixを起動させてしばし動かしてみるが、特に問題もなく安定して稼動。
後は、(先輩から元のHDDを再度借りて)リカバリディスクを作成しておけば、いつでも復活できそう♪

残る問題は、使う予定のないこのPCをどうするか・・・か?

2009年11月15日日曜日

NEC VALUESTAR TX (PC-VG32SSZEL)を修理してみる①

先日、会社の先輩よりNECの水冷デスクトップ VALUESTAR G タイプTXを頂いた。
「電源を入れると一瞬立ち上がってすぐ落ちる」ということで、HDDのデータ救出依頼があり拝借したのだが、データ救出後は"お払い箱"になったため頂戴した次第。
よくよく見ると、丁寧に使われていたようでなかなかの美品。スペック的にも十分使えるレベル(詳細はこちら)だし、TVチューナーボードまで付いてる。もったいないので、修理を試みた。


まずは、分解。
とにかくホコリがすごい。購入してから4年ぐらい経っているようで、積もりに積もっている。埃を取り除きながら、怪しいと思われるマザーボードと電源を取り出す。

はじめに電源をチェック。埃を取り除き内部を確認するも、一見ショートした感じやコンデンサの異常は見受けられない。試しに他のマザーに繋げてみた所普通に稼動したので、電源は大丈夫そう。

となると、マザーボードか。まじまじとボードを眺めると、
膨らんで液漏れしているコンデンサを発見。どうやらコイツが原因っぽい。


なので、アキバのパーツ屋さんで同容量のコンデンサ(ルビコンの低ESR電解コンデンサ)を調達し、載せ換えてみる。


マザーボードをケースに納め、最小構成で電源をON。
ファンが回り始める。水冷システムも動いている模様。

おぉ、通電したぁ!!! ∩( ´∀` )∩

・・・でも何かおかしい。ビープ音がならなかったし、挙動が変(メーカーPCだから??)。
ディスプレイに繋げてBIOSを確認しようと思ったが、ディスプレイは真っ暗。。。

BIOS立ち上がっていない・・・ orz

他にも故障箇所がある模様。
あらためて、マザーをまじまじと1時間以上眺めるが、異常がありそうな所は見受けられない。
見た目で判断できない所が壊れているとなると、ほぼお手上げ状態。。。

あきらめモードを漂わせながら、次回に続く。

2009年11月3日火曜日

LOOX P70YNにWindows7を入れてみた

先月下旬、Windows7が発売になった。
もともとMP-XP7310にRC版を入れていた時の経験(ロースペックに関わらず、そこそこ動作)や巷の評判もなかなか良さそうだったことから、思い切ってLOOX P(仕事用PC)に突っ込んでみることにする。

ということで、Windows7 Ultimate版をゲットし、早速インストール。
インストール自体は比較的スムーズ。インストール後も殆どのデバイスがちゃんと当たっていた。別途追加でドライバを当てる必要があったのは以下。

①FUJ02B1というデバイス
→LOOX Pに付属しているアプリケーションディスク内のドライバを当てるだけ。

②指紋認証デバイス
→何気にちょっとてこずる。AuthenTecのAES2501Aというデバイスだが、既存のドライバ(Vista用)が弾かれてしまうため、別途ドライバ&ユーティリティが必要になる。
結局
こちらのドライバを適用することで対応。

③タブレットボタンドライバ&ユーティリティ
→LOOX Pに付属しているアプリケーションディスク内のドライバを当てるだけ

④グラフィックスドライバ (945GMS)
→Windows7標準のドライバが当たるが、このままだとパフォーマンスが下がるため(エクスペリエンスインデックスのグラフィックス/ゲーム用グラフィックスが2.0と低くなる)、別途945GMS用のグラフィックドライバを当てる(
こちら
なお、これだとエクスペリエンスインデックスのグラフィックス/ゲーム用グラフィックスは2.2/3.0まで向上。ドライバの威力を感じる。

⑤その他
●オーディオドライバ(Realtek ALC262)
→特に必要性はなさそうだったが、やっぱり純正!?かなぁということで、
こちらのドライバを利用

●その他必要なツール
→使い勝手が何気に良かった富士通のツールをLOOX P付属のアプリケーションディスクから
インストール。 ただ、全てのツールが7で使えるかというと、そうでもない(以下はOKでした)

  -富士通モビリティセンター拡張
  -富士通ディスプレイマネージャ
  -省電力ユーティリティ
  -IndicatorUtility
  -富士通拡張機能ユーティリティ
  -CDview(いわゆる電子辞書)

後は、よく使うアプリを適宜インストールして、ほぼ前環境と同様の状態を構築。

使用感は、一言でいうと随分快適になりました。
起動が早いのは勿論、レスポンスにキレ!?がある感じ。Vistaも(Aeroを切るなどなるべく負担のかからないようにしていたおかげか)それなりに快適でしたが、これを経験するともはや戻れない気がします。。。Aero全開でも、Windows7の方が速い(^^;

あと、最も効果的だったのは、SSDの容量が10GB近く増えたこと(=軽くなったということ)。環境構築の際にインストールするアプリを多少取捨選択したとはいえ、モバイルPCにとってこれはデカい。

LOOX Pであと5年は戦えそうです。


2009年10月4日日曜日

MP-XP7310 メモリ1GB増設

先日、MP-XP7310で使える1GBメモリをオクで入手。MicroDimm PC2700(DDR333)タイプで、相場が1万円以上。同じMicroDimm 1GBでも、DDR2(PC4200)と比べると4倍ぐらい高い(TT)。

ボーナスが前年の半分!という、懐にブリザードが吹き荒れる最中、アプリやブラウザのタブを複数立ち上げると感じる「モッサリ感」と「起動の遅さ」(スペック的に劣るとはいえ、VistaのLOOX Pよりも遅いというのは如何なものか…)に耐え切れず、思わず手を出す。。。

結果、メモリ容量は512MB⇒1270MBへと大幅にアップ!
早速、その効果を検証(⇒単なる自己満足)。

Windows7 RC版のエクスペリエンススコアをみると、

      【512MB】    
     【1270MB】
(見づらいですが)メモリが2.9から3.3に上昇(^^)。 まあ、付け焼刃的な感じですが。。。

続いてXPの起動速度をMicrosoft bootvis(1.3.37.0)を使って測定、Boot Activityを比べてみる。

     【512MB】      【1270MB】
起動速度落ちてる orz

1270MBの方が1秒程遅い。。。「変わらない」ということか?(--;
SP3ともなると、メモリ増量が起動速度に影響するのではと勝手に思っていたけど、そんなことなかったのね。起動速度を上げたければやっぱSSDにするしかないか!?

ちょっと悲しくなったので、bootvisのOptimize System機能を使って起動を最適化。すると、83秒⇒78秒と、5秒ぐらい速くなりました(^^;

とはいえアプリやブラウザの複数起動は、やっぱりメモリの多い方がレスポンスが良好(体感ではありますが)。最も、1GB増やす必要はあったのかは?ですけど。

現在の利用用途(Web閲覧他)だと、容量的にちょっと過剰気味な気もするので、Gavotte ramdiskを利用して一部をRAM DISK化。Pagefileを配置したりして、遊んでます(効果は如何ほど?)

投資対効果はちょっと低い!?気もしますが、レスポンスは幾分良くなったし、よしとしましょう。
(一方で、これまでMP-XP7310に投資してきた額を考えると、お安いネットブック買ってしまったほうがよかったような気もしますが。。。)

2009年9月20日日曜日

MP-XP7310のバッテリーセル換装~内臓バッテリー篇 ③

少し冷静になって、バッテリー異常の原因を探ってみる。

問題があると思われるのはセルか制御基盤のどちらか。まずは各セルについて再度調べてみる。
電圧はどのセルも3V後半を示しており、やはり異常はなさそう。念の為、電流もチェックしてみようと、子供の理科教材セットに付いていた豆電球をセルの両極に繋げてみる(原始的だなぁ・・・)。すると、

電流が流れていないセル1本を発見… (゚д゚ )アリャ

電圧が測定できるのに電流が流れていない意味がよく分からなかったが(セルの構造上の問題!?)、とにかく原因を突き止める。

とりあえず、購入先(オクの出品者)に初期不良ということで交換できないか(状況を伝えつつ)相談、「不可」という返答を頂く(TT)。
まあ、想定され得る使用法(もともとはライト用)ではないので当然といえば当然か。

ちなみに、購入先の方の話によると、ライト向けの電池はPCでの使用=頻繁な充放電には向いておらず、PC用であればそれに合った電池の方がいいとのこと・・・ なるほど、勉強になります。

加えて、必要であればPC用途でも使える電池を手配するというありがたいお話を頂き、早速お願いをする(最初から相談していれば… 後の祭りですな^^;)


・・・お願いしてから約一ヶ月後、依頼のブツが届く。DLG18490というセル。
(制御基盤異常の疑いも未だあったため)先方にお気遣い頂き、電圧を3.5Vに落とした状態で納品(多謝)。


早速バッテリーケース、PCに取り付け、ちゃんと充電されるかをチェックする。が、

充電マークが点灯しない… というか充電されてない orz

やはり制御基盤にも異常あり!? ちょっと焦るが、とりあえず満充電の状態から放電させたらどうなるかをみてみるため、別途充電器を使って各セルを充電。満充電の状態で再度組み込み、いざPCを起動。

おぉ、バッテリーで駆動できてるぅ!!! ∩( ´∀` )∩
しかも、いつの間にか充電もできるようになっておる!! ∩(`ヘ´ オシ!

なぜ当初充電されていなかったのかは?だが、結果オーライということで(^^;


今の所、突如ダウンするようなこともなく順調に稼働中。内臓バッテリーだけで1時間ぐらいは持っています。
内臓バッテリーセル換装ではちょっと回り道もしたけれど、それでもバッテリーリフレッシュサービスを活用するよりは全然安く済んでます(5000円弱ぐらい)。

最も、何が起こっても自己責任ですが。。。

2009年8月22日土曜日

MP-XP7310のバッテリーセル換装~内臓バッテリー篇 ②

なかなか見つけるのが容易でない18500タイプのセルだが、オクで探してみると・・・
ありました! 何種類か出品されている。

ただ、それらはアウトドアで使用するハンディライト!?用の充電池で、若干「使えるのかな?」と不安を覚えるが、まあ電圧・容量的にも問題なさそうだし(それに新品だし)
、同じリチウムイオン電池ということでポチってみる。

で、購入したのが下画像のセル(本数指定ができたので3本購入。UltraFire製)



早速各セルを内臓バッテリーケースに組み込み、 PCに取り付け(ACアダプタは外した状態で)スイッチを入れる。

OSが起動し、見守ること数分間… 特にダウンすることもなく、順調に稼動
∩( ´∀` )∩。
ACアダプタを取り付け充電してみるが、変に熱を持っている感じもない。

特に問題なさそうだったので、容量計測調整のためバッテリーのキャリブレーションを何回か行う。

が、ここで問題が発生orz

キャリブレーションの最中にPCがいきなりダウンorz
その後、何回電源ボタンを押しても全く応答なし。
ACでは普通に駆動するので、どうやらバッテリーに何かが起こった模様…

早速バッテリーをばらして、各セルの電圧をチェック。どのセルも3V後半ある。
新品早々劣化なんてあるわけないだろうし、まさか制御基盤に問題があるのか!?

何が原因なのかよくわからないまま、次回へ続く。

2009年7月26日日曜日

MP-XP7310のバッテリーセル換装~内臓バッテリー篇 ①

以前に行った大容量バッテリー(BN-LL22)のセル換装に続き、今回は内臓バッテリーのセル換装について。
内臓バッテリーのセル換装は、実は大容量バッテリーのセル換装よりも先に手をつけていたものの、意外にてこずり、随分時間を費やしてしまいました...(´・ω・`)
最も、最初はセルを換装するつもりではなかったのですが。。。

ともあれ、まずは殻割りから。
大容量バッテリーと同様、カッターナイフで少しずつバッテリーの殻(PC接合面の反対側)に切り込みをいれた後、ドライバーを当てて少しずつこじ開け、ある程度開いた所で一気!?にいく(PC接合面側にある制御基盤を傷付けないように)。
大容量バッテリーよりは殻割りしやすい印象。

でてきたセルは18500(3.7V)タイプが3本。あまり一般的でないセルのよう。。。
各セルのタブを丁寧に剥がしながら、セルをばらす。


電圧を測定してみると、1本は2V台前半、2本は3V台前半という状態(詳細な電圧は失念^^;)。いわゆる”カツ入れ”を行えばもしかしたら復活させられる??…とあまい期待を抱くが、やるとしたら手動で(ATX電源あたりを使って)5V程度の電圧を加えるような行為が必要で、チキンな自分にはそれをやる勇気はない。。。

ということで、リチウムイオン専用充電器をオクで購入し、とりあえず各セルを充電してみることに(充電時の電圧が4.2Vでは”カツ入れ”には程遠いか!?)。

で、充電してみると、各セル共4.2Vまで上昇。「これはイケるか!?」と一瞬思うが、満充電までさほど時間がかからなかったことから、容量的には期待薄。。。

試しに各セルをバッテリーケースに組み込み、MP-XP7310に取り付け電源ボタンをポチってみる。
Victorのロゴが現れ、OSが起動 ∩( ´∀` )∩
しかし、数分後にダウン... orz

各セルの電圧を測定してみると、2本はまだ4Vぐらいある。残り1本は3.5Vまで低下している。
セル(の一部)が寿命を迎えているのか制御基盤の問題なのかよくわからないが(多分前者!?)、セルを取り替えたほうが前に進めそうな気がしたため、セルを換装することにする。

とはいえ、18500タイプのセルはアキバ界隈でもなかなか見つけられず、オクで探すことに。


…続きは次回

2009年7月11日土曜日

LOOX P70YNをより快適に~SSDへの換装

以前にLOOX P70YNを少しでも快適にすべく、高速CF&アダプタカードを利用してHDDへのアクセスを減らす試みを行ったが、この時に高まったSSDへの換装熱を抑えられず、(それなりの出費覚悟で)SSDへの換装を決行。

ちなみに、LOOX P70YNで使えるのは1.8inch ZIFタイプのSSDなのだが、種類が少なく選択の幅はあまり広くない。
更に、仕事で使える(⇒高速で信頼性がある)、動画データ等比較的容量の大きいファイルもストックできる(⇒64GB以上)、そしてなるべく安くとなると、かなり絞り込まれてしまう。。。

で、色々調べた結果、候補として考えたのは以下のSSD。
※SSD換装は5月上旬に行っており、その時点での候補

①Runcore "RCP-I-Z1864-C"
> 64MB MLC Read 80MB/s Write 63MB/s
②PhotoFast "PF18Z64GSSDZIF"
> 64MB MLC Read 80MB/s Write 45MB/s
③Samsung "MCCOE64GEMPP-01A"
> 64MB SLC Read 58MB/s Write 38MB/s

どれも一長一短あって選択にちょっと悩むが、最終的に③で決定(買ったのは殻無しの違う型番のものでしたが…)。
価格が高く速さもそこそこではあるものの、LOOX Pとの相性も問題なさそうだし(LOOX Pの純正SSDと同類)、何よりSLCで信頼がおける点が決め手になった。

②は比較的速く価格も安めだが、相性がよろしくないようだし、何よりプチフリが多発する時点で×。①はそもそも販売店の在庫がないようで・・・(´・ω・`)

で、最も安く買えそうな所を探してみた所、T-ZONEで売っていたMCCOE64GQMPQ-M1Aがタイムセール活用で4万切りで買えることを知り、早速購入。

ZIFコネクタは小さくてちょっと扱いづらかったものの、難なく換装成功。リカバリディスク⇒マイリカバリでさくっと環境移行。一時間強で滞りなく終了してしまい、ちょっと拍子抜け。


CrystalMarkの測定結果は、

                     <換装前>                     <換装後>

まあ、こんなものでしょうか。。。

で、実際の使用感だが、起動は確かに速くなった。とはいえ、感動するほどではない。。。
でも、アプリ起動やサスペンドからの復帰の速さにはちょっと感動。とにかくレスポンスが良くなった。
起動後、数秒プチフリ!?する場合があるけれども、それ以外はストレスに感じるようなことはなく、安心して仕事に使えている。

ちなみに、久々に1.8inch ZIFタイプのSSDを調べてみたら、色々種類が増えている。。。
特に、これなんかとても魅力的。INDILINXコントローラ&DRAMキャッシュ搭載ということはプチフリとも無縁だろうし… LOOX Pでも使えたら最高ですね。今となっては買えないけど(´・ω・`)




2009年6月29日月曜日

MP-XP7310のminiPCI無線LANカード換装

MP-XP7310の無線LANは、Centrino第1世代のシロモノでIEEE 802.11bタイプ。 なので、お世辞にも速いとはいえない。
とはいえ、普通にネットやyoutube等の動画を見る程度であればなんら問題はなく、速さに関して特に不自由な思いはしていなかった。

が、この無線LAN、ぶちぶちよく切れる

これについてはイラっとすることが多々あり、特にサイズが大きめのファイルをダウンロードする時などは確実に切れるため、このような場合は無線LANカードを別途差して使用する必要があった。

流石に堪りかねて、「Intel 2200BGあたりの無線LAN(miniPCIカード)を見かけたら購入・交換しよう」と常々思っていたのだが、先日ついにアキバのジャンクPC屋さんで見つけてしまいました、Intel 2200BGを。

1680円という、高くはないが安くもないお値段だったのでちょっと躊躇したのだが、結局購入。
で、その日のうちに換装作業。


換装自体は、PCを分解し購入したminiPCIカードと既存のカード(画像中央下)を差し替えるだけ 。
ちなみに、XP7310はやり方さえ覚えてしまえばものの5分でマザーを取り出せてしまう、至ってシンプルな構造。
石はASUS製といったところか。。。

カードを入れ替え、PCを元に戻してスイッチを入れる。OSはXPで立ち上げ。

まずはカードが認識されているかをチェック…… 認識されてる ∩(`ヘ´ オシ!
それからドライバーを当てて、ネットワーク設定をして、ちゃんと通信が為されているかチェック…… こちらも大丈夫そう
(ちなみに、最新のドライバーだと認識はするものの何故かネットワークに繋がらなかったため、やや古めのドライバーを当ててみたら上手くいきました)

Windows7の方も、Vistaのドライバーを当ててみたら一発認識(^^)

暫く使ってみたが、ぶちぶち切れるようなこともなく、今のところ快調!v(^^)v
また一つ、XP7310の使い勝手が良くなりました。



2009年6月21日日曜日

MP-XP7310のバッテリーセル換装~大容量バッテリー篇

所有するMP-XP7310には内臓バッテリーと大容量バッテリー(BN-LL22)、2つのバッテリーが付いている。
今やどちらのバッテリーも殆ど充放電できなくなっており、モバイル(ゴロ寝)PCとしての役割を全く果たせていない。

セル換装を業者に頼むとなるとバッテリー1本あたり一万円以上かかる。とはいえそんな投資ができるほど余裕もなく、ひたすらAC駆動で使い続けていたのだが、そろそろ我慢も限界。
リチウムイオン電池は扱いを誤ると炎上(爆発!?)する危険なモノであること承知で、思い切って自分でセルを換装することに。

まずは、大容量バッテリーのセル換装にトライ。
カッターナイフで少しずつバッテリーの殻(PC接合面の反対側)に溝を入れていき、ある程度溝ができたらドライバーを当てて少しずつこじ開ける。ある程度開けば、後は(力ずくで!?)一気に殻を割る(PC接合面側にある制御基盤を傷付けないよう注意!)。

殻割り後、セルとご対面。

セルの種類は18650(3.7V)タイプが6本。
各セルの接合部(タブ)を丁寧に剥がしながら、セルをばらす。
テスタで各セルの電圧を見てみると、どのセルも1V未満...完全にお亡くなりっぽい。
換装用の18650セルを求めてネットとアキバをうろつき、最終的に若松にあったセル(3.75V/2200mA)を購入(6本2800円)。
規定の電圧より0.05V高いが、まあいいか。。。

後はセルの入れ替えだが、ここでちょっとした問題が。
入手したセルにはタブが付いておらず、基盤からの配線部分と接合させるには「電極に直接ハンダ付け」をする必要がある。が、
リチウムイオン電池に熱を与えるのは危険であるため、チキンな自分にはハンダ付けができない...
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ハンダ付けなしで通電させる方法を模索し、結果「アルミホイルの活用」に落ち着く。
具体的には、アルミホイルで(左右の端にある)バッテリーケースのスキマを埋め、電池と基盤からの配線部分を密着させる、というもの。
テスタで確認してみたら、一応上手くいっている模様...
後はケースを仮付けして、セル換装はなんとか完了。


早速PCにとり
付け、充電開始......

ちゃんと充電されてるぅ!!! ∩( ´∀` )∩

後は、変に熱を持ったりしてないか慎重にチェック... 特に問題なさそう。
ただ、バッテリー持続時間や容量の計測がおかしいので(当然か)、何度か充放電を繰り返してキャリブレーションを行う。

結果、(きちんと計測はしていませんが)少なくとも3時間ぐらいはバッテリーだけで使用できるようになりました!! v( ̄ー ̄)v

後は、内臓バッテリーの換装を残すのみ…
実は既にトライしているが、目下苦戦中。結果報告はまたの機会に。

P.S.
バッテリーセルの換装は自己責任で行うようにして下さいね。

2009年6月12日金曜日

MP-XP7310 奮闘記~ネジがとれん(TT)③

突発的に仕事が多忙になり、間が空いてしまったが...
懲りずにネジ話を続けます(これで最後!)。


【結:最後の手段!?】
”気の迷い”が裏目となり振り出しに戻るが、何としても(且つ極力これ以上お金をかけずに)ネジを外すべく、再度情報収集。

探してみると、色々方法があるようだ。

●ペンチで強引に外す/スクリュープライヤーなどで外す
●インパクトドライバーを使う
●ドリルでネジ頭に穴を空け、逆タップを当てて抜き取る   ... etc

なるほど… ネジ外しも奥が深い。で、各手段について検討。

まず、外したいネジは窪んだ所にあるためペンチやスクリュープライヤーは使えず×。 それ以外の工具を使ってということになるが... う~ん、けっこう高い。

そこまでの投資はできん!! (ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵

ということで、更に手はないか探ってみると…
ありました!ありましたよ
素敵な方法が。

「ドライバーとネジをハンダ付けする」
というお金のかからない素敵な方法が!! ( ̄ー ̄)

早速やってみる。

が、これが思っていたより難しい。
ハンダ付けの技術が未熟であることや、ネジが窪んだ所にあることが難度を押し上げている。

…かれこれ1時間以上かけ、何とかネジとドライバーを接合。ドライバーを回すと...

取れました!\(T∇T)/
けっこうあっさりと...

このやり方、お金をかけずにできたのはいいが、多少の傷跡を残す結果に↓
(単にハンダの技術不足なのでしょうが。。。まあしょうがないか)



せっかくなので、ハンダでネジ頭の補修も。
ハンダでネジ頭を作って、ヤスリで削ってマイナス溝をつくる。
強度はそれほどでもないので、数回回したら終わりですが、一応使えます。


たかがネジ外し、されどネジ外し!?
ネジを外す時は、ネジ頭にきちんと適合するドライバーを使うべきという至極当たり前のことを学ばせて頂きました。。。

2009年5月30日土曜日

MP-XP7310 奮闘記~ネジがとれん(TT)②

前回からの続き。

【転:試行錯誤】
ネジが一本外れない...

どうやらネジ山を潰してしまったらしい。

そういえば、以前に遊び半分でマイナスドライバーで外せないか試してみたことがあったような...
その時試した一本のネジがなめ易くなっていたのかもしれない。

結局、力ずくで外そうとグリグリやってしまい、ドツボにハマる。
...完全にネジ頭を潰してしまったかも。

さて、どうしたものか?( ̄へ ̄;) ウーム
とりあえず何か対処法がないか調べてみると、「ネジやま救助隊」なるものの存在を知る。
ネジ山の摩擦を増強させることで、ネジを外し易くするもののようだ。

早速、近所のダイクマへ探しに行く。 そして、見つけました「ネジやま救助隊」。
一安心し、その周りにある他の商品たちをつい眺める。

ここで、一瞬”気の迷い”が生じる。
「エポキシパテ金属用」なるものが売っている。。。”金属の穴うめ・成形”というタグラインが妙に気にかかる。

”これで、潰れたネジ山を補修できないか?”

結局、こちらの商品を購入してしまう。

帰宅後すぐに補修作業。
パテをコネコネし、ネジ山を埋めしばし待つ。固まり始めた頃を見計らいドライバーを当てて成形。固まったら、早速ネジ外しにとりかかる。


結果は、全然ダメorz
…強度が全く足りず、ドライバーを回した瞬間パテが損壊。何度か試行するも上手くいかない。
気の迷いが、完全に裏目に出る(TT)

「ネジやま救助隊」を買い直すのも何か悔しいし(それに、あまりお金をかけたくない)、改めて別の方法を考えることに。


最後の手段はまた次回…(引っ張ってすいません)

2009年5月25日月曜日

MP-XP7310 奮闘記~ネジがとれん(TT)①

PCを弄っていると、大抵何らかしらのトラブルが付きまといます。

まあ、ある意味これが楽しいからPCを弄っているのだと思いますけど、中には「どうしてこんなことに...(TT)」と泣きたくなるような、予想外!?の出来事もたまに起こります。


”ネジがとれない”、これはホント、予想外でした。最終的にはなんとか外したのですが、かなりの時間と労力を費やしました(あと、多少の投資...)。
まあ、それらの多くは「裏目」によるものなんですけど。。。

【起:MP-XP7310の特殊ネジ】
MP-XP7310の底面4ヶ所のネジは、トルクスネジというちょっと特殊なネジを採用している。しかもいじり止めがついている、より面倒なタイプのもの。


それに対応する工具(ヘクスローブドライバー)があるようなので、ある時アキバに寄った際、ちょっと探してみた。

【承:ドライバーが...】
T7というサイズが適合するようなので、それらしい工具がおいてありそうな電子パーツ屋さんをいくつか覗いてみたのだが、思っていたほど簡単には見つからず。
やっとこさ、某無線電機屋さんでT7のヘスクローブドライバーを見つけ、購入。
これでネジが外せる、と期待を膨らませつつ帰宅後早速トライ。


...外せない orz


...いじり止めに対応してないドライバーかっちまったぁ!!
Σ( ̄Д ̄lll) ガビーン



いじり止めの存在をすっかり忘れていた。。。
で、ネットで色々調べてみると、どうやらダイソーで売っているといった書き込みを見つける。
後日、近所のダイソーへ行ってみる。



...売ってんじゃんorz
しかも、某無線電機屋さんで買ったドライバーの半額以下(210円)で。


幾分ショックを受けつつ、早速ネジ外しに取り掛かる。
順調にネジを外していく。おぉ、いい感じ。



...ん、この最後の一本、外れねぇ。。。 (゚ ▽゚ ;)エッ!!


奮闘が始まる。
次回へ続く。



2009年5月24日日曜日

LOOX P70YNを少しでも快適に~HDDへのアクセスを減らす

所有するLOOX P70YNが採用しているHDDは1.8inch ZIFタイプ(東芝製の6028GAL)なので、アクセススピードが遅め。CrystalMarkで測定した結果が以下。


(立ち上がってしまえば比較的快適なのだが)OSやアプリの起動も速いとはいえず、スタンバイからの復帰などももたつく感じ。

少しでも速くならないかなぁと思いSSDの導入も検討していたが、如何せん1.8inch ZIFタイプのSSDは種類も少なく何しろ高い!
勢いがなければ買えないシロモノなので、他になにかいい方法はないかなぁと思っていたところ、CF32FというCFアダプタカードの存在を知る。

このカードはデータ転送の速さ(最大133MB/秒)が売りで、CFカード本来の転送速度を犠牲にしなくて済むのに加え、ローカルディスクとして認識されるらしい。

ということは、高速CFを使ってブラウザ等のTEMPフォルダやページファイルをこちらに移すことで、HDDのアクセスを減らしつつ高速化が図れるのでは!?(`∀´)と思い込む。

SSDを買うよりも安いし、思わずアマゾンで購入。安いといっても、一般的なCFカードアダプタの3倍以上のお値段ですが。。。
更に、266倍速以上でお安いCFカードを求めてネット上をうろうろした結果、Kingstonの8GB 266倍速CFが5480円というお値段で、これまたアマゾンで売っていたので一緒に購入。
※購入は4月上旬で、その時の価格。なお、CFは5月中旬時で7000円弱...かなり値上がりしてる

入手後、早速CrystalMarkで測定。


CFとしては上々の速さ!?。少なくともHDDよりは明らかに速いのでこれは期待できるか!?
TEMPフォルダやページファイルをこちらに移し、完了(移動のさせ方はググればあちこちで紹介されてます)。

で、体感ですが、「う~ん、速くなったかもしれない」程度(´・ω・`)。プラセボ効果なのかな。。。
まあ、HDDへのアクセスが減り、精神衛生的には良くなったということで。

ちなみに、これの効果は(書き込み量・回数が寿命に直結する)SSDにすればより活きるよなぁと思い始めており、やっぱりSSDに換装しようという思いを強くする。

あぁ、出費が出費を呼んでいる。。。




2009年5月19日火曜日

MP-XP7310にWindows7を入れてみた

先日HDDの換装を行ったことで容量が40GB⇒160GBと大幅にアップしたMP-XP7310だが、その実使用している容量が実は30GB程度。。。 100GB以上が未だ空き領域。

う~ん、実に勿体無い。
ということで、無謀にもWindows7 RC版を入れてみた。

7はVistaに比べ軽くなっているような話を見聞きするし、今となってはロースペックといえるこのPCでどこまでまともに動くのか見てみたくなったので。

で、インストールも難なく終わり早速起動。



最初の印象は、思っていたよりサクサク動くなぁ、といった感じ。レスポンスが多少もたつく感じはするけれども、なんとか耐えられるレベル。

エクスペリエンスインデックスをみてみると、



予想できたとはいえ、グラフィックスが1.0というのはちょっと凹む。Aeroなんてもっての他(´・ω・`)
プロセッサが1.9というのも寂しい限り。。。唯一、アップグレードしたHDDが5.5を叩き出している。
一応まともに動いている感じがするのはHDDのおかげ!?

ちなみに、7では無線LAN(内臓)がちゃんと使えていなかったり、無線LANカード(PCカード)に至ってはハードウェアすら認識しない状況だったりする(古めのPCだと対応できないのかな!?)

イーサネットのドライバもうまく当たっていないようだし。。。う~ん、色々いじってみる必要がありそうだ。

やっぱり、中身はXPでガワ(テーマ)だけWindows7ライク、というのが良いかなぁ。。。


2009年5月17日日曜日

富士通 FMV-BIBLO LOOX P70YN 覚書

Victor MP-XP7310以外に愛用しているもう一つのミニノートPCが、富士通のLOOX P70YN。
OFFICEなどの事務系作業やちょっとした動画のエンコード等、主に仕事で活用中。


このPCは、ネットブックとほぼ同じもしくはそれ以下の大きさ・重量の筐体にCore2Duoを搭載している(おそらく)唯一のPC。
そこそこ負荷のかかる作業を並列で実行させてもサクサクこなすし、タッチパネルなので校正作業も(電磁誘導式ほどスラスラとはいかないが)手書きでできるなど、これまた重宝している。

スペックは、ざっくり下記のような感じ。

OS     Windows Vista Home Premium SP1
CPU    超低電圧版 Intel Core2Duo U7600 1.2Ghz
       (Menom、FSB533MHz、2次キャッシュ2MB)
Chipset  Intel 945GMS
Memory  2GB
HDD    60GB
LCD     8.9inch ノングレア液晶 1280×768ドット
        (LEDバックライト、感圧式タッチパネル)
無線LAN  IEEE 802.11a/b/g
その他   Bluetooth、FAXモデム、USB2.0×2、SDカードスロット、
        LAN(1000BASE) etc

満足度が高いPCではあるが、難点はといえばやはり価格の高さ。
乱暴ではあるが、CPUと液晶解像度、タッチパネル以外のスペックはほぼ今のネットブックと同様であり、そこにネットブック3台分以上の価格というのは流石に高い...
最も、PCカードスロットやポインティングデバイスの実装といった細やかな点までみると、より希少性は高まるので、致し方のない所か!?
まあ、意を決して買ってしまえば、"喉元すぎればなんとやら"である。。。

ちなみに、悲しいかなLOOX Pシリーズは、(相当ニッチなPC!?であったゆえ)09年夏モデルの発表と同時にその姿を消した。
Windows7搭載機種が発表されたら、買い換えようと思っていたのに...orz

代替となるPCが現状見当たらないため(法人モデルは生き残っているが、あの価格は流石に手が出せない)、LOOX Pが復活するその日まで、ひたすら今のP70YNを使い続けることを決心。ついでに、できる限り長く&快適に使い続けるためのアップグレードを行うことも。

いけるとこまでいってやるぜぇ。

2009年5月14日木曜日

MP-XP7310のHDD換装

約6年前のPCであるMP7310のボトルネックの一つはHDD。

主にネット閲覧での使用が主なので、容量的には問題ないが速度が遅め... 

ということで、HDDを換装することに。

速度重視となると、SSDという選択肢が適切かもしれないが、使用用途やコストを考えるとそこまで投資する気にもなれず(しかも廉価版IDE SSDの値段は上昇傾向)、SSDほどではないが少なくとも今のHDDよりは速いであろうということで、HDDへの換装を行うことに。

で、どのHDDにするかだが、SATA主流の中、PATA(IDE)タイプは選択肢が大分限られている模様。
100GB以上の容量があるHDDとそれ以下のHDDの価格差もそれほどないため、100GB以上のものに狙いを定める。

カカクコム等では、WESTERN DIGITALのHDD(WD1200/1600/2500BEVEなど)の評判が良さそうだが、ちと価格が高いのに加え、ロットによってはプラッタ容量と枚数が異なる!?ものもあるらしく(≒同じHDDでも速さが異なる可能性がある)、ちょっと尻込みモード。

結果、SAMSUNGのHM160HCをチョイス。安いし、160GBプラッタとの噂なので。。。(ただ、モノによっては振動がすごかったりするらしい??)。

HM160HCを外付HDDとして繋げて、Acronis True Image体験版で今のHDDのクローンを作成した後、XP7310を分解・HDDを交換。

なお、XP7310の分解についてはこちらのサイト内で詳細且つ丁寧に解説しているものがあるので、参照しながら実施。多謝。
(ちなみに、XP7310の一部ネジはトルクスネジ(いじり止め付) を採用しているため、実は分解するのに一苦労したのだが、その話は改めて...)

HDD換装後、ベンチマーク測定。

[換装前]
Sequential Read : 27.278 MB/s
Sequential Write : 26.862 MB/s
Random Read 512KB : 16.285 MB/s
Random Write 512KB : 12.747 MB/s
Random Read 4KB : 0.297 MB/s
Random Write 4KB : 0.751 MB/s

[換装後]
Sequential Read : 65.752 MB/s
Sequential Write : 66.439 MB/s
Random Read 512KB : 32.448 MB/s
Random Write 512KB : 43.179 MB/s
Random Read 4KB : 0.521 MB/s
Random Write 4KB : 1.013 MB/s

Test Size : 100 MB

------CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo ----------------

シーケンシャルリード/ライトが2倍以上になり、ランダムライトに至っては3倍以上。
体感的にも早く感じる。レスポンスが良くなった。
あと、PC本体が以前よりも熱くならなくなった点も見逃せない。
前より振動がやや感じられるものの、それほど気になるレベルでもなく、全体的に良好♪


これで、後3年はXP7310も現役で使えるかな。
まだだ、まだ終わらんよ。


2009年5月13日水曜日

Victor MP-XP7310の覚書

現在愛用しているミニノートPCの一台。


2003年夏発売の機種で、スペック的にはもはやネットブックに抜かされてしまった感はあるものの、
ネットブックではなかなかお目にかかれないポインティングデバイスを採用していたり、PCMCIAスロットを装備しているあたりはなかなか使い勝手がよい。
(その代わり、SDスロットを搭載していない点は、ちょっとマイナス(´・ω・`))

スペック的にはざっとこんな感じ。

OS      Windows XP Professional SP3適用済
CPU     超低電圧版PentiumM 1GHz
        (Banias、FSB400MHz、2次キャッシュ1MB)
Chipset   Intel 855GM
Memory   512MB(256MB増設)
HDD     40GB
LCD     8.9inch TFT、1024×600ドット 1677万色
無線LAN  Intel PRO/Wireless IEEE802.11b
その他   ステレオスピーカー、FAXモデム、USB2.0×2、
        IEEE1394×1、LAN(100/10BASE) etc

ちょっと手入れをすれば、まだまだネットブックに負けない感じで使えそう。。。
なので、ちょこちょこ手を加え始めています。

詳細はまた。