2009年6月21日日曜日

MP-XP7310のバッテリーセル換装~大容量バッテリー篇

所有するMP-XP7310には内臓バッテリーと大容量バッテリー(BN-LL22)、2つのバッテリーが付いている。
今やどちらのバッテリーも殆ど充放電できなくなっており、モバイル(ゴロ寝)PCとしての役割を全く果たせていない。

セル換装を業者に頼むとなるとバッテリー1本あたり一万円以上かかる。とはいえそんな投資ができるほど余裕もなく、ひたすらAC駆動で使い続けていたのだが、そろそろ我慢も限界。
リチウムイオン電池は扱いを誤ると炎上(爆発!?)する危険なモノであること承知で、思い切って自分でセルを換装することに。

まずは、大容量バッテリーのセル換装にトライ。
カッターナイフで少しずつバッテリーの殻(PC接合面の反対側)に溝を入れていき、ある程度溝ができたらドライバーを当てて少しずつこじ開ける。ある程度開けば、後は(力ずくで!?)一気に殻を割る(PC接合面側にある制御基盤を傷付けないよう注意!)。

殻割り後、セルとご対面。

セルの種類は18650(3.7V)タイプが6本。
各セルの接合部(タブ)を丁寧に剥がしながら、セルをばらす。
テスタで各セルの電圧を見てみると、どのセルも1V未満...完全にお亡くなりっぽい。
換装用の18650セルを求めてネットとアキバをうろつき、最終的に若松にあったセル(3.75V/2200mA)を購入(6本2800円)。
規定の電圧より0.05V高いが、まあいいか。。。

後はセルの入れ替えだが、ここでちょっとした問題が。
入手したセルにはタブが付いておらず、基盤からの配線部分と接合させるには「電極に直接ハンダ付け」をする必要がある。が、
リチウムイオン電池に熱を与えるのは危険であるため、チキンな自分にはハンダ付けができない...
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ハンダ付けなしで通電させる方法を模索し、結果「アルミホイルの活用」に落ち着く。
具体的には、アルミホイルで(左右の端にある)バッテリーケースのスキマを埋め、電池と基盤からの配線部分を密着させる、というもの。
テスタで確認してみたら、一応上手くいっている模様...
後はケースを仮付けして、セル換装はなんとか完了。


早速PCにとり
付け、充電開始......

ちゃんと充電されてるぅ!!! ∩( ´∀` )∩

後は、変に熱を持ったりしてないか慎重にチェック... 特に問題なさそう。
ただ、バッテリー持続時間や容量の計測がおかしいので(当然か)、何度か充放電を繰り返してキャリブレーションを行う。

結果、(きちんと計測はしていませんが)少なくとも3時間ぐらいはバッテリーだけで使用できるようになりました!! v( ̄ー ̄)v

後は、内臓バッテリーの換装を残すのみ…
実は既にトライしているが、目下苦戦中。結果報告はまたの機会に。

P.S.
バッテリーセルの換装は自己責任で行うようにして下さいね。

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