2009年6月29日月曜日

MP-XP7310のminiPCI無線LANカード換装

MP-XP7310の無線LANは、Centrino第1世代のシロモノでIEEE 802.11bタイプ。 なので、お世辞にも速いとはいえない。
とはいえ、普通にネットやyoutube等の動画を見る程度であればなんら問題はなく、速さに関して特に不自由な思いはしていなかった。

が、この無線LAN、ぶちぶちよく切れる

これについてはイラっとすることが多々あり、特にサイズが大きめのファイルをダウンロードする時などは確実に切れるため、このような場合は無線LANカードを別途差して使用する必要があった。

流石に堪りかねて、「Intel 2200BGあたりの無線LAN(miniPCIカード)を見かけたら購入・交換しよう」と常々思っていたのだが、先日ついにアキバのジャンクPC屋さんで見つけてしまいました、Intel 2200BGを。

1680円という、高くはないが安くもないお値段だったのでちょっと躊躇したのだが、結局購入。
で、その日のうちに換装作業。


換装自体は、PCを分解し購入したminiPCIカードと既存のカード(画像中央下)を差し替えるだけ 。
ちなみに、XP7310はやり方さえ覚えてしまえばものの5分でマザーを取り出せてしまう、至ってシンプルな構造。
石はASUS製といったところか。。。

カードを入れ替え、PCを元に戻してスイッチを入れる。OSはXPで立ち上げ。

まずはカードが認識されているかをチェック…… 認識されてる ∩(`ヘ´ オシ!
それからドライバーを当てて、ネットワーク設定をして、ちゃんと通信が為されているかチェック…… こちらも大丈夫そう
(ちなみに、最新のドライバーだと認識はするものの何故かネットワークに繋がらなかったため、やや古めのドライバーを当ててみたら上手くいきました)

Windows7の方も、Vistaのドライバーを当ててみたら一発認識(^^)

暫く使ってみたが、ぶちぶち切れるようなこともなく、今のところ快調!v(^^)v
また一つ、XP7310の使い勝手が良くなりました。



2009年6月21日日曜日

MP-XP7310のバッテリーセル換装~大容量バッテリー篇

所有するMP-XP7310には内臓バッテリーと大容量バッテリー(BN-LL22)、2つのバッテリーが付いている。
今やどちらのバッテリーも殆ど充放電できなくなっており、モバイル(ゴロ寝)PCとしての役割を全く果たせていない。

セル換装を業者に頼むとなるとバッテリー1本あたり一万円以上かかる。とはいえそんな投資ができるほど余裕もなく、ひたすらAC駆動で使い続けていたのだが、そろそろ我慢も限界。
リチウムイオン電池は扱いを誤ると炎上(爆発!?)する危険なモノであること承知で、思い切って自分でセルを換装することに。

まずは、大容量バッテリーのセル換装にトライ。
カッターナイフで少しずつバッテリーの殻(PC接合面の反対側)に溝を入れていき、ある程度溝ができたらドライバーを当てて少しずつこじ開ける。ある程度開けば、後は(力ずくで!?)一気に殻を割る(PC接合面側にある制御基盤を傷付けないよう注意!)。

殻割り後、セルとご対面。

セルの種類は18650(3.7V)タイプが6本。
各セルの接合部(タブ)を丁寧に剥がしながら、セルをばらす。
テスタで各セルの電圧を見てみると、どのセルも1V未満...完全にお亡くなりっぽい。
換装用の18650セルを求めてネットとアキバをうろつき、最終的に若松にあったセル(3.75V/2200mA)を購入(6本2800円)。
規定の電圧より0.05V高いが、まあいいか。。。

後はセルの入れ替えだが、ここでちょっとした問題が。
入手したセルにはタブが付いておらず、基盤からの配線部分と接合させるには「電極に直接ハンダ付け」をする必要がある。が、
リチウムイオン電池に熱を与えるのは危険であるため、チキンな自分にはハンダ付けができない...
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

ハンダ付けなしで通電させる方法を模索し、結果「アルミホイルの活用」に落ち着く。
具体的には、アルミホイルで(左右の端にある)バッテリーケースのスキマを埋め、電池と基盤からの配線部分を密着させる、というもの。
テスタで確認してみたら、一応上手くいっている模様...
後はケースを仮付けして、セル換装はなんとか完了。


早速PCにとり
付け、充電開始......

ちゃんと充電されてるぅ!!! ∩( ´∀` )∩

後は、変に熱を持ったりしてないか慎重にチェック... 特に問題なさそう。
ただ、バッテリー持続時間や容量の計測がおかしいので(当然か)、何度か充放電を繰り返してキャリブレーションを行う。

結果、(きちんと計測はしていませんが)少なくとも3時間ぐらいはバッテリーだけで使用できるようになりました!! v( ̄ー ̄)v

後は、内臓バッテリーの換装を残すのみ…
実は既にトライしているが、目下苦戦中。結果報告はまたの機会に。

P.S.
バッテリーセルの換装は自己責任で行うようにして下さいね。

2009年6月12日金曜日

MP-XP7310 奮闘記~ネジがとれん(TT)③

突発的に仕事が多忙になり、間が空いてしまったが...
懲りずにネジ話を続けます(これで最後!)。


【結:最後の手段!?】
”気の迷い”が裏目となり振り出しに戻るが、何としても(且つ極力これ以上お金をかけずに)ネジを外すべく、再度情報収集。

探してみると、色々方法があるようだ。

●ペンチで強引に外す/スクリュープライヤーなどで外す
●インパクトドライバーを使う
●ドリルでネジ頭に穴を空け、逆タップを当てて抜き取る   ... etc

なるほど… ネジ外しも奥が深い。で、各手段について検討。

まず、外したいネジは窪んだ所にあるためペンチやスクリュープライヤーは使えず×。 それ以外の工具を使ってということになるが... う~ん、けっこう高い。

そこまでの投資はできん!! (ノ`△´)ノ ┫:・'∵:.┻┻:・'.:∵

ということで、更に手はないか探ってみると…
ありました!ありましたよ
素敵な方法が。

「ドライバーとネジをハンダ付けする」
というお金のかからない素敵な方法が!! ( ̄ー ̄)

早速やってみる。

が、これが思っていたより難しい。
ハンダ付けの技術が未熟であることや、ネジが窪んだ所にあることが難度を押し上げている。

…かれこれ1時間以上かけ、何とかネジとドライバーを接合。ドライバーを回すと...

取れました!\(T∇T)/
けっこうあっさりと...

このやり方、お金をかけずにできたのはいいが、多少の傷跡を残す結果に↓
(単にハンダの技術不足なのでしょうが。。。まあしょうがないか)



せっかくなので、ハンダでネジ頭の補修も。
ハンダでネジ頭を作って、ヤスリで削ってマイナス溝をつくる。
強度はそれほどでもないので、数回回したら終わりですが、一応使えます。


たかがネジ外し、されどネジ外し!?
ネジを外す時は、ネジ頭にきちんと適合するドライバーを使うべきという至極当たり前のことを学ばせて頂きました。。。