2009年12月28日月曜日

MP-XP7310のSSD換装

最近、MP-XP7310の"もっさり感"が強くなってきた。
ネット閲覧でブラウザの立ち上がりやページの切り替わりなどが一層もたつくようになった。

WinXPとWin7RC版のデュアルブート環境の下、7はスペック的な問題もあるので理解はできるのだが、XPはチューニングを加えたり定期的にメンテ(クリーンアップやデフラグとか)をしているにも関わらず、もたつきが目立つ。
流石にちょっとストレスを感じるようになってきたので、思い切ってSSDへ換装しスピードアップを図ることに。

ネット閲覧での利用が主なので、さほど容量を必要としない(32GBで十分)&懐事情により、CFD販売のCSSD-PM32NJをチョイス(近所のPCDEPOTで8970円で購入)。


換装前に、まずはデータのバックアップ。
もとのHDD(Samsung HM160HC)から容量が大きくダウンするため、移行するデータを取捨選択しなければならないのだが、これといって大事なデータやアプリが入っていたわけでもなかったため、結果的にはXPのリカバリ領域だけバックアップを取り、換装後リカバリを行う方法を採用。

SSDを外付で繋げAcronis True Imageを使ってHDDのリカバリ領域をバックアップした後、SSDへの換装・リカバリを実施。
ちなみにこのSSD、外付でそのまま繋げたら認識されず(´・ω・`)。ジャンパピンを外して(マスター⇒スレーブ)繋げたら、認識されるようになりました。。。

       - SSDに換装 -
で、その効果はいかほどのものか
しばらく使ってみた所でベンチマークをとってみた。

------CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo --------------
【換装前(Samsung HM160HC)】 ※換装当時のスコア再掲
Sequential Read: 65.752 MB/s
Sequential Write: 66.439 MB/s
Random Read 512KB: 32.448 MB/s
Random Write 512KB: 43.179 MB/s
Random Read 4KB: 0.521 MB/s
Random Write 4KB: 1.013 MB/s

Test Size : 100 MB

【換装後(CSSD-PM32NJ)】 ※CSSDの高速化ユーティリティ適用後
Sequential Read: 81.436 MB/s
Sequential Write: 49.648 MB/s
Random Read 512KB: 78.434 MB/s
Random Write 512KB: 44.467 MB/s
Random Read 4KB: 12.106 MB/s
Random Write 4KB: 4.955 MB/s

Test Size : 100 MB


Sequential Write以外のスコアは殆ど上昇。特に、Random系のスコアの伸張が目立つ。
ちなみに高速化ユーティリティを使用しなかった場合は、Random Read 4KBが約15MB/s、Random Write 4KBが約1MB/sだったので、この辺にメモリキャッシュの効果が表れている模様(Write上昇はRead低下とのトレードオフ!?)

続いてXPの起動速度をMicrosoft bootvisを使って測定。
結論からいうと、劇的に向上!
換装前は84秒かかっていたのが、41秒まで短縮。Randomが早いとここまで縮まるのかぁ、という感じ。


    【換装前】 ※以前のスコアを再掲

    【換装後】
総じて、数値的にも体感的にも明らかにスピードが向上。
とてもキビキビ動くようになり、大満足!(≧∇≦)

・・・ただ時々、短時間固まること(いわゆるプチフリ)があるので、それはちょっと気になるポイント。ネット閲覧が主なので、まあ我慢できるレベルだが、仕事では使いたくないなぁというのが正直な感想。
(コスト相応ということなのかな!?)


HDDをSamsung HM160HCに換装した際、暫くはこのままイケると思っていたけど、気づいたら約半年でもう換装… 次変えたくなるのはいつだろうか。。。